ownCloudをSSLクライアント認証で運用(CAとownCloudを1台で運用)

ownCloudへのアクセスを、SSLクライアント認証で行うことで、パスワードの漏えいやブルートフォースアタックなどの不正アクセスによる、ownCloudへのなりすましログインを防ぐことが出来ます。

SSL認証機能付きのファイルストレージを簡単に構築、運用が出来ます。

Powered BLUE サーバー上で、

  • プライベートCA
  • ownCloud

の両方を同一の仮想サイトで運用の場合、以下のような手順となります

Powered BLUEへのownCloudのインストール方法

以下のownCloudの簡単インストールを参照ください

 

ownCloudとプライベートCAを異なるサーバーで運用の場合には、以下を参照ください

 

AWS上で運用の場合には、以下も参照ください

 

ownCloudを運用している仮想サイトのSSLを有効にしますsetup15

プライベートCAでSSLクライアント証明書を発行

クライアント証明書は、会社や部門全体での一括発行や、1ユーザーごとの個別の発行が出来ますsetup16

SSLクライアント証明書を個別発行の場合(1枚発行の場合)

例 suzuki@mubit.com ユーザーのクライアント証明書を作成

有効期限などを指定して発行しますowncloud-ca-1

SSLクライアント証明書をダウンロードしますsetup17

SSLクライアント証明書のブラウザへのインストール(Firefoxの場合)

「証明書を表示」をクリック

firefox-1

 

「あなたの証明書」のインポートをクリックfirefox-2

 

SSLクライアント証明のパスワード入れてインストールしますfirefox-3

 

正常にインポート時の表示

firefox-4

証明書マネージャーにインストールしたクライアント証明書が表示されますfirefox-5

ownCloudへアクセス

  • https://xxx.yyy.zzz.uuu/owncloud

OKボタンを押すと、SSLクライアント認証後にownCloudのアクセス画面が表示されます.有効なSSLクライアント証明書の無い場合には、この時点でアクセスが拒否されますfirefox-7

 

ownCloudのログイン画面

ニ要素認証での運用が出来ます

  • SSLクライアント証明書による認証
  • ID/パスワードによる認証

firefox-8