Difyは、プログラミング不要で生成AIアプリを開発できるオープンソースのプラットフォームです。
ChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)を活用し、チャットボットやコンテンツ生成ツールなどを直感的な操作で構築・運用できます。
RAG(検索拡張生成)や外部ツール連携などの機能も持ち、非エンジニアでも高性能なAI活用を可能にします。
Difyの特徴
- プログラミング不要で生成AIアプリを開発
- 各種LLMとの連携
- 直観的なUI
- オールインワンでの運用にも対応
利用形態
Difyはオープンソースとして公開されおり
- クラウド版での利用
- セルフホストでの運用
の方法があります。
自社データの保護
各種のLLMと連携が出来るため、
- セルフホスティングで構築運用
- OSSのLLMを利用
の構成では
Difyを自社管理のネットワーク環境に設置して、セルフホスティング+OSSのLLM で運用により
「自社データを保護しての運用」
が可能となります。
OSS版のLLM
OSSで利用が出来るLLMとしては
- Llama 3
- Mistral
- Gemma
などがあります。
OSS版のDify +OSS版のLLM の組合せにより
- 自社専用のAIとして自社環境内での構築運用
に対応します。自社内設置のOSSのLLMとローカルで通信することで自社のデータを保護できます。
パスキー認証経由でのDifyの利用
Difyのクラウド版はSAML認証などもサポートしています。DifyのOSS版(コミニュティ版)は
- ID/パスワード認証
のみであり実際の運用時には、セキュリティ面に懸念があります。
DifyのOSS版で認証を強化する方法としては
との組み合わせにより
- Passkey認証
- ワンタイムパスワード認証
- SSLクライアント認証
- SAML認証
- OIDC認証
などの各種の認証経由での運用が可能となります。