iPhoneの機種変更時はSSLクライアント証明書やOTPのソフトウエアトークンの再設定が必要

iPhone / iPad の機種移行時に、「iTunes」や「クイックスタート」で旧機種から新機種へのデータ移行が出来ます。ただしSSLクライアント証明書やワンタイムパスワード、カード情報などは、抜き取り防止の為にこれらのツールでの移行はできません。新機種にSSLクライアント証明書のインストールやワンタイムパスワードの再設定を行う必要があります。

 

iPhoneに移行できないデータ

  • SSLクライアント証明書
  • ワンタイムパスワードの設定
  • Apple Payなどのカード情報
  • Lineのトーク履歴

 

メールに添付のSSLクライアント証明書のインストール方法

1)メールの添付ファイル

 

 

 

 

 

 

 

2)添付のSSLクライアント証明書を保存

 

 

 

 

 

 

3)SSLクライアント証明書は、設定のプロファイルフォルダーに保存されます

 

 

 

 

 

 

4)保存された  p12やpfx   のSSLクライアント証明書をクリック

 

 

5)iPhone のパスワードを入力

ご利用機器の設定により、認証方式は異なります

 

 

 

 

 

 

 

6)SSLクライアント証明書のパスワードを入力

 

 

 

OTPの設定

ワンタイムパスワード設定のQRコードをスキャン

 

 

iOSのフリーズ

iOSのアップデート時の再起動で、iOSがフリーズしてリセットボタンが一切効かない場合があります。そのようなケースでは、PCのiTunesをiPhoneと接続して「リカバリモード」で起動する必要があります。

新機種へデータ移行後に、そのままバックアップなしでiOSのアップデートを行うと「悲惨な事態」に遭遇するケースがありますので注意ください。

 

 

 

 

iPhoneのリカバリモード

リカバリモードでは、最悪の場合iPhoneが初期化されることがあります。iOSのアップデート前には、iTunesでフルバックアップを行うことが重要です。