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Windows11対応 SSDから大容量SSDへの換装 / 富士通ノートPC FMV LifeBook UH55 シリーズの場合

富士通ノートPCのモデル LifeBook UH55/B3 の購入時のSSDは、容量が128GB のSanDisk M2-2280/SATAの片面実装のタイプが搭載されています(SanDisk SD8SN8U-128G-1016)。OSはWindows10です。

SSDの空き容量が10GBを切ったので、SSDの換装をします。

  • SSD M2-2280/SATA 容量128GBから1024GBへ換装

オリジナルのSSDはM2/PCI-Expressタイプではありません。交換用のSSDを選択の場合には注意が必要です。今回はSSDの容量を1024GBのM2-2280/SATAに交換します。Windows11にアップデートしても、使えるように容量の大きいものを選定しました。

搭載モデルのSSD機種の確認

自身で利用のPCのHDDやSSD機種を確認方法は、Cドライブの場合では

  • プロパティ
  • ハードウエアの項
  • ディスクドライブの項

で利用のモデル名が表示されます(今回とは、異なるモデルの例)

 

FMV LifeBook UH55/B3のディスク構成

モデルにより、パーティション構成は異なります

現在の128GB SSDの構成

  • Cパーティションのみ

 

交換後の1024GB SSDの構成

  • CパーティションとDパーティション

 

ディスクコピーツール

ノートPC側にはオンボード側には空きのソケットがないので、内蔵SSDのデータを交換する外付けSSDへ丸ごとバックアップします。

ディスクコピーツールは、無償でもユーザーデータなどを収集するタイプのものは使いたくないので今回は、Western Digital の製品で無償で使えるAcronis社の コピーツール True Image WD Editionを利用。(WDのHDDやSSD製品が、PC接続されていれば動作します)

 

ディスクパーティション

オリジナルのLifeBook UH55/B3 はSSD-128GB のSSDは、「Cパーティションのみ」でDパーティションはありません。

オリジナル128GB  SSDのパーティション構成は

  • EFIシステムパーティション(100MB)
  • Cパーティション(115GB)
  • 回復パーティション(3GB)

です。

回復パーティションがCドライブの後ろにある状態で、Cドライブの容量を同一サイズのままで丸ごとディスクコピーを行うと、コピー後にCドライブの容量が拡張できないので注意が必要です。
(回復パーティションを削除して、Cドライブを拡張することになります)

 

用意したもの

1)交換用SSD Westen Digital M2-2280/SATA タイプ 1024GB
WD Red SA500 NAS SATA WDS100T1R0B

 

2)M2 対応のUSB接続のSSDケース NVMeとSATAの両方に対応のケースを用意
M Key / B&M Key    Type 2242 /2260 / 2280      Max 2TB  / USB 3.0 / USB 3.1
エアリア M.2 SSDケース INTERCOOLER2を選択

今後も他のノートPCもWindows11 へのアップグレード対応などで、SSDの交換に使えることも考慮して、M2/PCI-ExpressとSATAの両方に対応のモデルを入手&利用しています(M2-2280/SATAに対応のUSB接続のケースであれば他のモデルでも使えます)

 

 

3)ディスクコピーツール「 Acronis True Image WD Edition 」

コピー先がWD製のSSDなので利用ができます

SSDでWD以外の製品を利用の場合には、SSDのメーカーで提供のコピーツールが利用できるかを確認の上、SSDを選択する必要があります。SSDのメーカーで各社とも対応のコピーツールを提供している場合には、使用ができます

 

 

4)外付けDVD-Drive

システム修復ディスク作成用(なくてもいいですが、念のため作成したほうがベター)

 

 

手順

1)交換前の修復ディスクを作成

交換前のNote-PCの構成で戻せるようにするため
外付けDVD-Rが必要です(CD-Rは容量が不足です)

修復ディスクはなくても、SSDをオリジナルにすれば戻せます

 

2)Acronis True Image WD Edition をノートPCへインストール

 

3)Acronis True Image WD Edition でディスククローンを選択

 

コピー元

   SATA 128GB SSD

コピー先

   USB 960GB SSD (外付けUSB+交換用SSD)

手動モードを選択、今回のケースでは

  •  EFI 1GB
  •     Cドライブ  115GB
  •     回復パーティション 860GB

に暫定でアサインされます

パーティションサイズの調整

暫定でアサインされたパーティションのサイズを適宜、変更します

回復パーティションの容量を変更して、Cドライブの容量の増設とDドライブ用に割り当てます

回復パーティションの容量を3GB へ縮小してアサインする際に、回復パーティションの前半に空きを割り当てます。空きのパーティションを分割して、CドライブへのアサインとDドライブ用に空けておきます

 

今回の割り当て後の構成

  •  EFI 1GB  (100MBに縮小するのを忘れました)
  •     Cドライブ  520GB (115GBから520GBへ増設)
  •     Dドライブ用 407GB (407GBをアサイン)
  •     回復パーティション 3GB(860GBから3GBへ縮小)

同一機器ではなく、「異なる機器でのクローン」を選択することがポイントです

パーティションの構成については、利用するSSDの容量やアサインの順番も含めて適宜、アサインしてください

同一モデルでのディスククローンを選択すると、今回利用のバージョン

  • True Image WD Edition 2021ビルド39200

では同一モデルでのコピーでは「修復パーティション」がコピーされません。

Windows11 では、Windows10からのアップグレードに際して Cドライブの空き容量は、64GB程度を推奨のようです。

 

コピー時間

最初の表示は1時間程度の表示で須賀、今回のSSD-128GB からUSB-3.0 / SSD-1024GBへはコピー元の実容量100GBのケースで実質15分程度です

ただし

  • コピー元実容量が多い場合
  • コピー先がHDDなどの場合

には、数時間程度かかります

 

 

SSDの交換

  • バックパネルのネジのサイズは3種類
  • ネジを間違えないように、外したした順番でテープに張り付けました
  • はずすした順番通りに戻します

 

  • SSD交換の前に、ノートPC裏面のrepair ボタンを押します

 

  • SSDを交換

 

起動

repair ボタンを押した後の最初の起動には、「AC電源を接続して電源ボタンを押す」必要があります

回復ドライブの動作確認

回復ドライブの動作ができれば、回復パーティションの動作に問題ありません

1)システムとセキュリティのコンピューターの状態を確認を選択

2)回復(R)

3)回復ドライブの作成

4)回復ドライブの作成

5)作成中であれば 正常です

 

ディスクパーテイションの確認

回復ドライブの動作は正常でしたが、デイスクパーティションの表示を行うと、回復パーティションにアサインの3GB部分に、「回復パーティション」の表示がありませんでした。アサインされているattributes が異なるようです。そのため表示がないだけで動作上は問題はないようです。修正をする場合にはdiskpart コマンドで attributes の変更を行います。

 

ディスク管理で表示

 

 

diskpartコマンドでattributes を変更

1. コマンド プロンプト (管理者) を起動します。

2. “diskpart” を実行します。

3. “list disk” を実行し、ディスク番号を確認します。

4. “select disk ディスク番号” を実行し、回復パーティションがあるディスク番号を選択します。

※環境に合わせ番号は変更します。(今回は0)

5. “list partition” を実行し、回復パーティションのパーティション番号を選択します。

6. “select partition パーティション番号” を実行し、回復パーティションのパーティション番号を選択します。※環境に合わせ番号は変更します。(今回は4)

*が付いているパーティションが選択されています

7. “detail partition” を実行し、属性を確認します。

8. “gpt attributes=0X8000000000000001” を実行し、属性を変更します。

以上で、ディスクパーテイションの表示が「回復パーティション」で正しく表示されます

 

Windows11へのアップグレード

CドライブのSSDの空き容量が、交換前の10GB から405GB程度に大幅に改善されたのでWindows10からWindows11へのアップグレードが可能になりました。(空き容量64GB推奨)