ownCloudを利用すると、オンラインストレージを簡単に自社管理下で構築・運用が出来ます。運用場所はオンプレミスやクラウドなど、自社の環境に合わせて任意の場所で運用が可能です。
Powered BLUE アプライアンスサーバーには、フリープラグイン方式でオープンソース版のownCloudを簡単にインストール＆設定することが出来ます。Powered BLUEに合致したパッケージとなっており、ownCloudやデータベース等のconfigファイルなどを手動で設定する必要はありません。
プライベートなオンラインストレージを数分で構築出来ます。GUIからのバックアップ機能もあり、簡単に運用が出来ます。ID/パスワードだけでは、セキュリティ面での不安がある場合には、オプションのプライベートCAとの組み合わせにより、SSLクライアント認証での運用も可能です。
ownCloudパッケージをインストール
管理GUIのアップデートリストの項目の
フリープラグインのリストからownCloudを選択します
インストールボタンをクリックすると、Powered BLUEサーバーへインストールされます
仮想サイトを構築
Powered BLUEサーバー上に ownCloudを運用したい仮想サイトを構築します
[追加ボタン] で仮想サイトを作成します。
仮想サイトごとに、ownCloudを構築・設定・運用が出来ます。（マルチドメインモデル）
仮想サイトごとに、仮想サイトの管理者の権限を委譲して、個別にアサイン出来ます
仮想サイトの設定
ownCloudを運用する仮想サイトの情報を入力します。
例 IP Address 192.168.100.67
例 仮想サイト名 owncloud.mubit.com 
ownCloudの仮想サイトへのセットアップ
作成した仮想サイトの [ownCloudのインストール] ボタンを押します。
データベースの初期化
「データベースの初期化」 ボタンを押します。
データベースの「パスワード」を入力します。
セットアップ終了
[オンラインストレージを有効にする] にチェックを入れると、その仮想サイトでownCloudが運用できます。
ownCloudへのログイン
初めて利用する場合は、インストールした仮想サイトへアクセスすることでownCloudのウイザードが表示されます。
例 http://仮想サイト名/owncloud
例 https://仮想サイト名/owncloud
初回ウイザード「ownCloudへようこそ」の表示
windows クライアント用ソフト（無償）、スマートデバイス用クライアントソフト（有償）、iPhone/iPad用クライアントソフト（有償）などがダウンロードできます。
WebブラウザでownCloudへアクセスの場合には、クライアントソフトは不要です。
ユーザー設定
パスワードの変更や、ownCloudからは配送されるメールのアドレスを指定します。
ownCloudのバックアップ
ownCloudのロゴを自社専用のロゴへ変更
※本記事の内容は、活用方法の例を示したものであり、ご利用＆設定などに際しては、ご利用者様の責任においてご活用ください。