GMOクラウド社のVPSサービスのALTUS上で「Powered BLUE 870」インターネットサーバーを運用する方法を解説します
「Powered BLUE 870 」Webアプライアンスは、CentOS 7.x / RedHat 7.x 上で稼働する仮想環境に対応のアプライアンス製品です
OSの上に専用のGUIがアドオンされており、パワーオンですぐに運用が出来ます
仮想環境としては
- VMware ESXi / Hyper-V
- AWS / EC2
- Microsoft / Azure
- Fujitsu / K5
- GMOクラウド / ALTUS
- NTTPC / WebARENA
などのクラウド環境に対応
アプライアンスとしては
- インターネットサーバー機能(マルチドメインWebサイト/DNS/Mail/ftp)
- Lte’s Encrypt 対応 / SSLサーバー証明書の取得&自動更新
- WordPress / マルチドメイン・マルチサイト
- SNI対応 / IPアドレス1個で複数のWebサイトのSSL化
- HSTS対応 / httpでのアクセスをhttpsアクセスへの切り替え
- Web Mail / RoundCube 対応
- ownCloud / オンラインストレージ
などの機能を有したオールインワンのサーバーです
オプションで
- WebサイトのSSLクライアント認証
- SSLクライアント証明書発行・失効・管理
- リバースプロキシ
- メール添付ファイルのZIP暗号化/Webダウンロード
などの機能も1台の「Powered BLUE 870」上で運用することが出来ます
GMO Cloud 社のALTUSは、VPS(Virtual Private Server)で
- バックアップ
- リストア
- 運用時のスナップショット(定期的及び手動スナップショット)
- FIrewall機能
- ロードバランサー
などの機能を有したクラウドサービスです
ALTUS/Basicの場合には
- データ転送料金固定(サーバー費用に含まれる)
など、通信量を考慮せずに運用が出来るメリットがあります
ALTUSには、標準で用意されたテンプレートの他に、独自に作成したテンプレートを外部から読み込ませる
- 仮想アプライアインスの登録機能
もあり、使い勝手のよいクラウド環境です
「Powered BLUE 870 」は、GMOCloudのALTUSに対応のvhd形式の「サーバーテンプレート」も用意しています
ALTUSへ仮想アプライアインス「Powered BLUE 870」をテンプレートを登録する方法は、以下の手順となります
ALTUSへのテンプレートイメージの登録
- ハイパーバイザー XenServerを選択
- 形式 VHDを選択
- OSの種類 Other (64bit)を選択
- HVMにチェック
登録した仮想アプライアンスを指定
- サーバーのスペックなどを指定
- 1Core / 2048MB 以上を推奨
Powered BLUE 870 へアクセス
WAN側から「Powered BLUE 870」 へアクセスするにはALTUS/Basicの場合、ALTUSの管理画面から「Powered BLUE 870」へグローバルIPをマッピングします
ホスト名とドメイン名や管理者のパスワードを設定します
- IP address / gateway / subnetmask などは ALTUS側から自動でアサインされます
- DNSはALTUS基盤からアサインされるデフォルトの 127.0.0.1 でも運用は出来ます
- 独自のDNSのIP アドレスなども指定が出来ます
セットアップウイザード終了後・管理画面にログイン
電源オンから数分で、GMOCloud社のALTUS上で「Powered BLUE 870 Webアプライアンス」の運用が出来ます
デモサーバー
Powere BLUE のデモサーバー
終わりに
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