cloudnへの自社独自で作成したテンプレートの登録方法です
cloudnでは、CloudStackの商用版であるCitrix CloudPlatformを利用しています。
同様の仮想基盤で運用の
- NTTコミニュケーションズ ( Cloudn / KVM / qcow2 )
- GMOクラウド ( ALTUS / XEN / vhd )
- IDCフロンティア ( セルフクラウド/ VMware / ova )
- KDDI ( クラウドプラットフォームサービス / KVM / qcow2 )
- QIC ( 九電インフォコム / XEN / vhd )
などへのテンプレートも同じ方法でアップロード出来ます。尚各社で利用のハイパーバイザー( KVM / XEN / VMware ) の相違により、登録出来る仮想アプライアンスのイメージフォーマット( qcow2 / vhd / ova ) が異なります。独自にイメージを作成する場合には、利用するハイパーバイザーに合わせたイメージフォーマットで作成します。
また登録出来る
- OSのバージョン
- イメージのサイズ
なども各社制限があるので、適合させるようにする必要があります。
Mail/Web/DNS/ftp/syslogなどのインターネットサーバー機能を持つ、オールインワンの仮想サーバーアプライアンス Powered BLUE のテンプレートイメージのcloudnへの登録方法は以下のようになります。
登録するPowered BLUE仮想アプライアンスのテンプレートイメージを事前に適用なWebサーバーへアップしておきます。
テンプレートの登録
URLを指定して仮想アプライアンスのテンプレートを登録
OSのバージョンなどを指定します
パスワードリセットの有効にはチェックを入れません

登録の完了の確認は
準備完了 YES
状態 Download Complete
であれば、テンプレートが正常に登録されています
イメージのサイズや回線の状況によって相応の時間がかかります

仮想サーバーの新規作成
仮想サーバーの追加

イメージテンプレートの選択
マイテンプレートに登録されたテンプレートを指定

サーバースペック
起動・運用するサーバースペックなどを指定します
Powered BLUE 860は1CPU/512MB(min)でも動作可能

起動
起動してグリーンに変わるとサーバーへアクセス出来ます

コンソールへアクセス
コンソールへログイン

セットアップ
セットアップ時にはサーバーはインターネットにアクセス出来る必要があります。
以下のコマンドを入力します
#/usr/local/bin/pbsetup.sh

途中の質問 Install Powered BLUE 52xx には y

途中の質問 Do you install all required packages [y/n] には y

必要なパッケージがインストールされます

[Finish installation] でインストールの終了です

Clean up disk ….. [Enter]
REBOOT SYSTEM NOW [Y/n] Y
サーバーの再起動を行います

インストールが出来ない場合、以下の2点をご確認下さい
eth0 のアドレスにIPがアサインされているか
# netstat -nr

サーバーがインターネット側にアクセスが出来るか
#ping xxx.yyy.zzz.zyx

Powered BLUE セットアップウィザード
Powered BLUE の初期セットアップは、下記を参照ください
必要に応じてFirewallなどのアクセスポートを解放しておきます。