WebサイトをSAML2.0のSSO/シングルサインオンで構築(WordPress対応)

 

SP側の設定

 「Powered BLUE Web for SSO/IDaaS」にSPとなるWebを運用する仮想サイトを作成します

例 以下のサイトを作成します

http://wp-sam.mubit.jp/

Webサーバの有効化

Webサーバーを有効にする にチェックを入れます

仮想サイトのSSL化

サイトのSSL自己証明、Let’s EncryptでのSSL証明書やパブリックなSSL証明書のインポートが出来ます

自己証明の場合

SSLを有効にする にチェックを入れます

パブリックなSSLサーバー証明書の場合

必要情報を記載して「署名リクエストの作成」ボタンで作成したテキストを、SSLサーバー証明書を発行する機関へ送付します。

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2015/12/csr-1.png

  • 「署名リクエストの作成」でファイルを保存
  • 作成された「署名リクエスト」 ファイル signig-request.txt を、公的なSSLサーバー証明書の発行機関へ送付

signing-req-1

  • 公的機関で発行された、サーバー証明書を 「インポート」 します
  • 中間証明書のインポートにも対応しています

SSLサーバー証明書が発行されたら「インポート」ボタン操作でSSLサーバー証明書をインポートします

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2015/12/ssl-import-1.png

Let’s Encryptの場合

フリープラグイン機能を利用して、Let’s Encrypt プログラムをインポートします

FreeSSLを選択

インストールボタンをクリック

Let’s Encryptインストール後に 有効にする にチェックを入れます

 

Webサイト

作成した仮想サイトには、デフォルトでindex.htmlが自動作成されています。このindex.htmlファルを適宜変更して、Webページを作成する もしくは フリープラグインでWordPressをインストールしてWebページを作成する事も出来ます。

デフォルトのindex.html

https://wp-sam.mubit.jp/index.html

WordPressインストール

Powered BLUE 対応のWordPressのインストールパッケージは、WordPress本体のインストールやセットアップなどを簡単化しています。機能などは通常のRedHat/CentOS 対応のWordPressと同一です。

フリープラグインでWordPressを選択します。

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-3.png

WordPressを「インストール」ボタンを押すだけで、簡単にインストール&セットアップ出来ます。

ブログの作成

「ブログを追加する」 ボタンを押します

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-7.png

パスの指定

WordPressをインストールする https://wp-sam.mubit.jp サイトのパスを指定します

今回は /develop-dep を指定

https://wp-sam.mubit.jp/develop-dep/  にWordPressがインストールされます

「ブログをインストールする」 ボタンを押します

尚、WordPressは同一サイト内に複数のインストールが出来ます

例 「ブログの追加する」 ボタンを押して

sales-dep

support-dep

などを指定して複数のWordPressをインストール

https://wp-sam.mubit.jp/develop-dep/

https://wp-sam.mubit.jp/support-dep/

https://wp-sam.mubit.jp/sales-dep/

のディレクトリにそれぞれ、個別のWordPressがインストール&セットアップされました

WordPressのアップデート

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/wordpress-1.png

WordPressはインストール後にアップデートも可能です。

WordPressへの各種プラグインや操作&変更など、通常のWordPressと同様の操作や運用が出来ます。

 

phpの有効化

WordPressのindex.phpが動作するように、phpにチェックを入れて有効にします

https://wp-sam.mubit.jp/develop-dep/index.php へアクセス

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/blog-1.png

 

SAML2.0設定

SAMLのエンドポイントのパス 例 /  を指定します

idP側のxmlのメタデータをインポートします

idP側で作成のメタデータ(xml)をアップロードします

SAML2.0の認証をかけたいdirを設定します

  • /develop-dep
  • /sales-dep
  • /support-dep

 

SAML認証のディレクトリ

https://wp-sam.mubit.jp/develop-dep

https://wp-sam.mubit.jp/sales-dep

https://wp-sam.mubit.jp/support-dep

この3つのURLには、idP側にSAML認証が設定されていないとアクセスができません。なおSPとなるこのWebサーバー側には、ユーザーアカウントは不要です。

グループアクセスでのコントロールが不要の場合には、SP側はここまでの設定です

 

attributeの指定 SP側

グループでのWebへのアクセスコントロールを行なう場合に、attributeを追加で設定します

それぞれのパスに対して、idP側で設定の attribute-value もしくは ロール の指定が出来ます

SP側で attribute=”groups”  value= ”mbt”  というattribute value でのアクセスを許可の場合の設定例

 

SAMLの有効化

設定のSAML認証を有効にします

 

次は idPのSAML認証の設定を行います …..

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