自社WebやWordPressをSAML/SSO認証で構築(TrustLogin編)

 

SAML2.0の設定例

http://wp-sam.mubit.jp/ 以下の指定ディレクトリにSAML2.0の認証を設定する例です

を利用します。

idPとSPにそれぞれ、SAML認証の設定を行います。

 

Web/SP側の設定

Powered BLUE Web for SSO/IDaaS」にSPとなるWebを運用する仮想サイトを作成します

以下のサイトを作成します

http://wp-sam.mubit.jp/

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/B870-saml-1.png

 

Webサーバの有効化

Webサーバーを有効にする にチェックを入れます

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-22.png

 

仮想サイトのSSL化

SAML認証に際しては、WebサイトのSSL化が必須です。

SSLのサーバー証明書としては

  • サイトのSSL自己証明
  • パブリックなSSLサーバー証明書
  • Let’s EncryptでのSSLサーバー証明書

に対応しています。

 

自己証明の場合

必要事項に記入の上 「SSLを有効にする」 にチェックを入れます

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/B870-saml-2.png

 

パブリックなSSLサーバー証明書の場合

必要情報を記載して「署名リクエストの作成」ボタンで作成したテキストを、SSLサーバー証明書を発行する機関へ送付します。

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2015/12/csr-1.png

  • 「署名リクエストの作成」でファイルを保存
  • 作成された「署名リクエスト」 ファイル signig-request.txt を、公的なSSLサーバー証明書の発行機関へ送付

signing-req-1

  • 公的機関で発行された、サーバー証明書を 「インポート」 します
  • 中間証明書のインポートにも対応しています

SSLサーバー証明書が発行されたら「インポート」ボタン操作でSSLサーバー証明書をインポートします

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2015/12/ssl-import-1.png

 

Let’s Encryptを利用の場合

サーバーのフリープラグイン機能を利用して、Let’s Encryprt プログラムをインポートします

FreeSSLを選択

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-3.png

インストールボタンをクリック

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-4-1.png

Let’s Encryptインストール後に 有効にする にチェックを入れます

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-5.png

 

Webサイト

作成した仮想サイトには、デフォルトでindex.htmlが自動作成されています。このindex.htmlファルを適宜変更して、Webページを作成する もしくは フリープラグインでWordPressをインストールしてWebページを作成する事も出来ます。

デフォルトのindex.html

https://wp-sam.mubit.jp/index.html

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-23.png

WordPressインストール

フリープラグインでWordPressを選択します。

WordPressを「インストールボタン」を押すだけで、簡単にインストール&セットアップ出来ます。

Powered BLUE 対応のWordPressのインストールパッケージは、WordPress本体のインストールやセットアップなどを簡単化しています。機能などは通常のRedHat/CentOS 対応のWordPressと同一です。

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-6-1.png

WordPressの作成

「ブログを追加する」 ボタンを押します

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-7.png

パスの指定

WordPressをインストールする https://wp-sam.mubit.jp サイトのパスを指定します

今回は /develop-dep を指定

https://wp-sam.mubit.jp//develop-dep にWordPressがインストールされます

「ブログをインストールする」 ボタンを押します

尚、WordPressは同一サイト内に複数のインストールが出来ます

 

例 「ブログの追加する」 ボタンを押して

sales-dep

support-dep

などを指定して複数のWordPressをインストール

https://wp-sam.mubit.jp/develop-dep/

https://wp-sam.mubit.jp/support-dep/

https://wp-sam.mubit.jp/sales-dep/

のディレクトリにそれぞれ、個別のWordPressがインストールされました

 

WordPressのアップデート

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/wordpress-1.png

WordPressはインストール後に、アップデートも可能です。

WordPressへの各種プラグインや操作&変更などは、通常のWordPressと同様の操作や運用が出来ます。

 

phpの有効化

WordPressのindex.phpが動作するように、phpにチェックを入れて有効にします

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-10.png

SAML2.0設定

SAMLのエンドポイントを指定します 例 /  (環境に合わせて適宜、変更)

idP側のxmlのメタデータをインポートします

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-13.png

idP側で作成のメタデータ(xml)をアップロードします

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-14.png

SAML2.0の認証をかけたいdirを設定します

  • /develop-dep
  • /sales-dep
  • /support-dep

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-16.png

SAML認証のディレクトリ

https://wp-sam.mubit.jp/develop-dep/

https://wp-sam.mubit.jp/sales-dep/

https://wp-sam.mubit.jp/support-dep/

この3つのURLには、idP側のSAML認証が設定されていないとアクセスができません。なおSPとなるWebサーバー側には、ユーザーアカウントは不要です。

グループアクセスでのコントロールが不要の場合には、SP側はここまでの設定で運用出来ます。

 

attributeの指定

グループでのWebへのアクセスコントロールを行なう場合に、attributeなどを設定します

それぞれのパスに対して、idP側で設定の attribute-value もしくは ロール の指定が出来ます

SP側で attribute=”groups”  value= ”mbt”  というattribute value でのアクセスを許可の場合の設定例

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-17.png

SAMLの有効化

設定のサイトのSAMLを有効にします

https://www.mubit.co.jp/pb-blog/wp-content/uploads/2019/06/b870-saml-15.png

 

次は idPの設定 …..

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