SSLクライアント認証対応のKeycloakアプライアンスの発売

プレスリリース

2022/02/18

SSLクライアント認証に対応のKeycloakアプライアンスの発売

株式会社ムービット（東京都北区、代表取締役：谷地田工）は、従来発売のidP機能を持つkeycloakのアプライアンス製品について、SSLクライアント認証に対応した多要素認証（MFA）製品の発売を開始します。

■概要
Keycloak（キークローク）は、自社でIDの管理や認証をする際に使われれるオープンソースの製品です。実際に利用する際には、プログラムのインストールや設定など導入や運用に際して、構築や設定などの手間がかかります。Keycloakのアプライアンス「Powered BLUE for idP」は、このような不便を取り除き、サーバーの設定やDB構築から運用まですべてGUIから操作ができるオールインワンの製品です。今回発売の「Powered BULE for idP」アプライアンスは、keycloakへのアクセス時の認証として新たに、SSLクライアント証明書によるSSLクライアント認証に対応しました。

ID・パスワード認証は標準的な認証方式として利用されていますが、認証機能が脆弱なためGoogleやSalesforceなどのサービスでは多要素認証（MFA）に移行しており、多要素認証の必須化は世界の潮流となっています。Keycloakも標準ではID・パスワード認証ですが、このSSLクライアント認証を使うことで簡単に多要素認証でID管理・認証機能のKeycloakへアクセスが出来るため、認証機能を強化しての運用が可能です。

■アプライアンスの主な機能
　サーバー管理機能
　keycloak 設定機能
　データベース設定、バックアップ、リストア機能
　シングルサインオン環境の構築や運用
　GUIでの操作や設定機能
　サーバーやプログラムの自動監視機能

■対応のOS
・RedHat 8.x
・RockyLinux 8.x　（オープンソース）

■対応の仮想やクラウド環境
・仮想環境 VMware ESXi / Hyper-V
・クラウド環境　 AWS / Azure / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O / IndigoPro / VPS 他

■提供形態
・仮想アプライアンス

■提供開始
・2022年02月25日（金）

■価格
・オープンプライス

■製品については以下のWebサイトでご覧いただけます。
　「 Powered BLUE for idP 」について