<はじめにお読みください>
このたびは、本製品をお買い上げいただき誠にありがとうございます。製品をご利用いただくための情報を以下に記載いたします。

インストールに際しての注意事項
OSを最新の状態にアップデート後、ご利用されることを推奨しております。
このソフトウェアは、バージョン4からのみアップデートを実行することができます。パージョン3以前からのアップデートはサポートされません。
パワードブルー860サーバー(64bit)へのインストールの場合、以下の32ピット実行のための2つのパッケージの追加が必要になります。本パッケージのインストール時に、これらのパッケージが見つからない場合、インターネットに接続しパッケージのインストールを実行します。
- glibc.i686
- pam.i686
- libstdc++.i686

バージョン5 について
バージョン5 で更新された主な内容
以下の新機能が追加されました。
Security Cloud (F-secure Real Time Protection Network )でのファイル評価確認
ICAPインタフェースのサポート
前バージョンとの相違点
- 名称およびパスの変更
製品内部で使用する名前virusgwがfsigk (f-secure internet gatekeeper for Linux) に変更されました。これに伴い製品内部でvirusgwを名前に使用していた複数のファイルの名前が変更されました。
構成ファイル virusgw.ini は、fsigk.ini に変更されました。
ソフトウェア本体のインストール先が、/opt/f-secure/fsigk から /opt/f-secure/fsigk に変更されました。
   ウィルス検出時に表示されたりログに保存される検出名の開始文字列が、”VIRUSGW/” から“FSIGK/” に変更されました。
製品のアップデートに関して
本製品のウィルスエンジンのアップデートやバグフィックスは、ソフトウェアパッケージによる更新で対応致します。
パワードブルー850/860サーバー以降の製品は、管理画面によるオンラインでのアップデートが可能です。
パワードプルー770サーバーおよび TLAS3.0 へは、ダウンロードによるアップデートパッケージで対応致します。

アップデートパッケージは、製品サイト(http://www.mubit.co.jp/virusgw/)でご案内いたします。個別のお客様へのご案内は基本的には行っておりません。
※緊急度の高い内容に関してはユーザ登録の電子メールアドレス宛てへご案内(メーリングリスト)させていただく場合があります。このメーリングリストのお問い合わせはInfo@mubit.co.jp へご連絡ください。

リリース・ノート

バージョン5.20 リリースノート
- [改善] マニュアルの更新
- [バグフィックス] 複数の問題の修正。
- [ホットフィックス] FSC-2015-2の適用。
いくつかの問題が修正されました。詳しくはリリースノートを参照してください。

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インストール方法
パワードブルー・サーバー 850
パワードブルー・メールプラス・アプライアンスの場合
インストールは、サーバ管理画面の「アップデート」タブメニューの「製品の新規インストール」または「製品のアップデート」の「手動でインストール」で行います。
パワードブルー・サーバー 770 および Turbolinux Appliance Server 3.0 の場合
インストールは、サーバ管理画面の「Turboplus」タブメニューの「他社製品のインストール」からインストールします。
詳細は、管理者用ガイド(PDF)の「インストール」をご参照ください。

製品ドキュメント
管理者用ガイド(PDF)

修正履歴

バージョン5.00 リリースノート
- [新機能] F-secure Real Time Protection Network のサポート
   F-secure Real Time Protection Network のサポートがHTTPプロキシに追加されました。ホワイトリストとブラックリストの迅速な更新によって、問題のファイルを特定します。これは、システムリソースの節約とプロテクションを強化します。
- [新機能] CAPインタフェースのサポート
マルウェア操作能力が標準ICAPインタフェースにより利用可能になりました。ICAPをサポートしたサードパーティのHTTPプロキシ製品との統合を可能にします。
- [バグフィックス] 透過モードで通信できなくなる問題の修正。
 
バージョン4.07 リリースノート
- CTS-77356: スパム検査のカスタムルールで、件名フィールドで比較した場合に  エンコード文字が小文字で書かれている場合に正しく検出できない事象を修正。
- CTS-78801: URLがリダイレクトされた場合、progress機能が正常に動作しない事象を修正。
- CTS-78071: HTTPプロキシで、検査待ちのタイミングでクライアントからの接続がキャンセルされた場合にメモリリークが発生する事象を修正。
- CTS-79434: HTTPプロキシを透過プロキシで使用し、上級者オプションのtproxyが有効な場合にメモリリークが発生する事象を修正。
- CTS-77265: パフォーマンス向上のため、DNS逆引きをデフォルトで無効に設定。
- CTS-78215: RBL/SURBLでのスパム検査が有効で、/etc/resolve.confが存在しない場合も、SMTP/POPのサービスが動作するように変更。
- CTS-79829: HTTPリクエスト時に扱えるヘッダのサイズを17000Byteまで拡大。
- CTS-81376: アクセスログに接続元IPアドレスが記載されないことがある事象を修正。
- CTS-81243: fsav_open_sessionエラー発生時に、プロキシプロセスを終了させるのではなく、 検査を行わずにクライアントへファイルを受け渡すオプションをを導入。  オプション名:pass_on_fsav_failure
デフォルトで有効に設定。
- CTS-81426: デバッグモード時に製品がハングアップすることがある事象を修正。
- CTS-79815: HTTPリクエストにx-forwarded-forヘッダ複数存在する場合、  x-forwarded-forヘッダが削除される事象を修正。
- CTS-82883: 通知メールでMail From(Evelop from)が正しく設定できない事象を修正。
- CTS-77636: パターンファイル保存ディレクトリを、symlinkを使い移動させていた  場合に、古いパターンファイル削除されない事象を修正。
- CTS-77330: "pass_filesize" および "pass_filesize_len"の設定が、小さいファイルにも利用可能になるように変更。
- CTS-82364: 正当なboundaryをPOLICY_FORMAT_MIME_BOUNDARYと誤検出する問題を修正。
 
バージョン4.06 リリースノート
- スパム検査機能の改良
スパム検査エンジンが追加されました。以前のバージョンの予め用意されていたデータベースはメニューから削除されました。バージョンアップ後は、RBL、SURBLは、一旦、無効に設定されます。必要に応じて、再度設定してください。
- 定義ファイルの自動アップデート機能

定義ファイルを自動的に更新するエージェントが導入されました。よって、従来のCron による更新のためのスケジュール設定は廃止されました。

- 「メールサーバ共有プロキシモード」において、「ポート587転送」機能を追加しました。