メール添付ファイル脱ZIP暗号化・Webダウンロード・無害化・2重配送・大容量ファイル送受信

製品の概要
Powered BLUE Mail Plus(パワード・ブルー・メールプラス)は、電子メールのファイル送信のセキュア化脱ZIPパスワードの両方に対応)、および、大容量ファイルの送受信機能を持つ自社運用に対応したアプライアンスです。
PPAPについては、メール添付ファイルをURLのダウンロード形式で送信することが出来ます。
オンラインストレージ機能を持つダウンロードサーバーについては「自社管理で運用」出来るため、外部の共有サービスを利用時際のようなデータ流出などのセキュリティリスクを低減できます。
メールプラスは、電子メールサーバーに送信された添付ファイルを事前に定義されたポリシー(ルール)に従って、ZIP暗号化の適用(モード①)、メール本文から切り離したのちウェブダウンロード(モード②)、あるいは、指定ファイルの削除やブロック(モード③)を行います。
メールプラスは、電子メールサーバーに送信された添付ファイルを事前に定義されたポリシー(ルール)に従って、ZIP暗号化の適用(モード①)、メール本文から切り離したのちウェブダウンロード(モード②)、あるいは、指定ファイルの削除やブロック(モード③)を行います。
例① [自動暗号化] 添付ファイルは、全て自動ZIP暗号化で送信する
例② [サイズ設定] 10 MB以下はそのまま送信、10MB以上はWebダウンロードで送信
例①② [サイズ設定] 10MB以下はZIP暗号化で送信、10MB以上はWebダウンロードで送信
例③ [削除・ブロック] CAD図面は、許可された相手先以外へ送付の場合には削除
例④ [削除] 携帯のアドレス宛には、添付ファイルを削除して送信
例⑤ LGWAN向けは、メール添付ファイルを削除して送信
例⑥ 添付ファイルダウンロードの際に、各種認証(Basic認証・ワンタイムパスワード認証・SSLクライアント認証・SAML認証)でアクセスさせることもできます
電子メールで送信できない大容量ファイルに関しては、メールプラスのアップローダー機能を利用し、容易にファイルのやり取りをすることができます。管理者の負担を増やすことなく、セキュリティを保持しながら双方向で簡単に送受信できるモードを装備。
ファイル送信者は、リクエストの後、メールプラスからアップロードURLを電子メールで受け取ります(ステップ①)。ウェブブラウザでアップロードURLにアクセスし、ファイルをアップロードします(ステップ②)。受信者へ、ダウンロードURLを通知します(ステップ③)。受信者は通知されたダウンロード情報を基にファイルをダウンロードします(ステップ④)。
例 DVDのデータを双方向で送受信する(ユーザーアカウントがなくても利用できます)
例 ダウンロードの際に、SSLのクライアント認証でアクセスさせることもできます(オプション
添付ファイルやアップロードの処理に関する電子メールの本文や通知メッセージには、自動的にファイルをダウンロードしたり、ステータスを確認するためのURLが自動的に記載されます。
ダウンロード用のURLをウェブブラウザでアクセスすると認証画面が表示されます。
パスワード認証後、ダウンロードメニューが表示されます。
「Powered BLUE メールプラス/無害化」は、インターネット側から自治体庁内へのメールの中継時に、LGWAN側のメールサーバーと、庁内WAN側のメールサーバーへ2重配送を行います。尚、配送に際しては、LGWAN側への配送時には、添付ファイルの削除、htmlメールのテキストメール化などの無害化処理を実施してからメールを中継配送します。庁内WAN側のメールサーバーへは、オリジナルメールをそのまま配送します。
電子メールの無害化
・メール本分のテキストメール化(htmlメールのテキスト化)
・添付ファイルの削除
・削除ファイル名のメール本文への追加
電子メールの2重配送
・受信メールの2重配送(オリジナルメールの配送 および 無害化メールの配送)
モデル | Z | ZW | ZWU |
---|---|---|---|
機能 | メール添付ファイル ZIP暗号化 |
メール添付ファイル ZIP暗号化 Webダウンロード 脱PPAP対応 |
メール添付ファイル ZIP暗号化 Webダウンロード 脱PPAP対応 大容量ファイル送受信(双方向) 2重配送&無害化処理 |
MailPlus | 〇 | 〇 | 〇 |
本製品のGUIは、インターネット・サービス(DNS/MAIL/Web/)を統合管理するアプライアンス・サーバー機能を兼ね備えています。ウェブ管理画面から、簡単にサーバの設定を行うことができます。
ファイルのダウンロード用のWebサーバーやメールサーバーを別途用意する必要はありません。
既存のメール環境やOffice365 / Google Appsを利用の場合にも容易に導入が出来ます。
(メールの中継機能を設定するだけの簡単設定)
またVMware/Hyper-Vなどの仮想環境、AWS/Azure/K5/VPSなどのクラウド環境などでの運用に対応しています。自社にメールサーバーのない場合でも導入が可能です。BCP対策として、2台の冗長構成での運用なども簡単に構築出来ます。

管理には直感的で扱いやすいGUIを採用、容易にサーバーの設定や管理を行うことができます。多数のWebサイトを運用する企業や専任のシステム管理者をもたない場合でも、簡単に運用できます。

Web http/https |
DNS (SPF) |
メール smtp/pop/imap smtps/pops/imaps |
ftp | telnet ssh |
---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サーバー設定はインターネットブラウザから容易に行え、セキュリティパッチの自動適用を実現するなど管理者の負担を軽減します。
動作OSは、 RedHat 7.x / CentOS 7.x (64bit)に対応
●SNI対応(IPアドレス1個で複数のWebサイトの常時SSL化)
●Webバージョンの非公開やSSLセキュアレベルの指定
●SELinux対応
●HSTS対応(httpからhttps接続への指定)
●メール中継機能の多重化 (スマートホストの2重化 smarthost / backup-relay)
ひとり情シス対応
アクティブモニターは、サービスの状態を監視する機能です。異常を検知した場合、サーバ管理者へ通知するとともに、サービスの復旧を試みます

●メールの中継機能の強化
外向き配送時のスマートホストを2重に指定できます
(smarthost / backup-relay)
例 1台目のスマートホストへ配送出来ない場合、2台目のバックアップリレイへ配送
外部からメール受信時の中継もドメイン・アドレスなどの詳細な設定で運用出来ます
例 外部から受信の場合、ドメインやアドレス毎に内部のSMTPサーバーへの配送
提供形態

VMware ESXi / Hyper-Vに対応
仮想基盤にインポートするだけで、すぐに運用が開始できます。
AWSやAzure、Fujitsu Cloud Service for OSS、VPSなどの環境でも運用ができます

